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粉体ハンドリング講座

空気輸送

空気輸送方式の分類と低圧輸送について

弊社のテストセンターである「粉体技術センター」ではこれまでに約2,000件の空輸テストを行っています。
テストは、計画されている配管ラインに合わせ配管を組み行いますので、最適な輸送条件を掴むことができます。

(1)分類
輸送方式
(風速)
輸送距離
(m)
輸送能力(Kg/Hr) 輸送圧力 空気源 輸送状態 (Kg/Kg・Air) 弊社商品
吸引式
(20~30m/s)
~100 ~10000 ‐20~0 KPa ターボブロワ
リングブロワ
浮遊・分散流 ~3 集塵
粉砕補集
‐50~-10 KPa ルーツブロワ
ロータリーブロワ
浮遊・分散流
1~3
連続吸引
バッチ吸引
~50 50~3000 バキュームポンプ
(エゼクター)
粗密流 3~10 アスペック
低圧圧送式
(20~30m/s)
~100 ~20000 ~50 KPa ルーツブロワ 浮遊・分散流 1~3 RV連続圧送
(~100 KPa) ロータリーブロワ
    粗密~部分摺動 5~15
高圧圧送式
(1~10m/s)
~200  ~10000  100~400 KPa コンプレッサ 部分摺動流 10~30 ハイプレッソ
(実用範囲とする) プラグマスター
  プラグ流 30~200 (プラグワン)
 
(2)低圧吸引輸送のフロー(Aspec) vol.1
Point.1
Aspecのラインナップは250・500・1000・3000の4種類です。
輸送原料、距離、配管材質、能力、送り元の方式により適正な機種の選定をします。
max能力:~3,000Kg/Hr(Aspec P-3000VL実績による)
1.人手吸引:紙袋・ドラム缶等から吸引ノズル作業者が操作する短距離の輸送。
作業者が介在する為、少ロットの輸送のみ。 輸送能力は不安定。
2.貯め送り:原料を貯め送りホッパーに移し替え吸引ノズルの2次、3次エアーの量を調整する事により能力と輸送圧等を調整する方式。
小容量のバッファタンクの場合自動ラインに組込が可能。(上下限レベル計制御)
3.定量供給:送り元混相管に原料が供給機により定量的に供給される。
 
(3)低圧吸引輸送のフロー vol.2
Point.2
短距離~中距離(~150m)、能力はテスト検証よりほぼ正確にスケールアップが可能
1.送り元に定量供装置が有り、送り先はサイクロン、バグフィルター、貯槽等で構成
最も一般的な輸送方式、送り元は定量供給する為輸送圧力及び能力は安定する。
輸送を目的としたシステムではあるが粉砕、分級システムの捕集も同様。

(4)低圧圧送のフロー vol.1
Point.3
~中距離(~100m)
1.送り元にロータリーバルブやエゼクターが有り、混相部の手前から高圧エアーを吹込む方式。送り先はサイクロン、バグフィルター、貯槽等で構成される。
一般的な輸送方式ではあるが輸送圧力による空気の温度上昇、混相部での吹上等システムとしての工夫が必要。
(5)低圧輸送管内の風速分布と粒子の挙動
Point.4
輸送管内の風の流れと輸送物の挙動は上図の様になります。
1.水平管の速度分布は純気流(a)(b)と混相流(c)では異なる。
2.空気輸送は、配管の下半分で輸送されます。(かさ密度に影響される)
3.平均速度が遅くなる(及び混相比が高くなる)と、水平下部に粉粒体が停滞し、輸送圧力が上昇し管内閉塞(原料の詰り)により輸送不可となる。
 (c)の状態では、下半分の風速は平均の1/2以下になる。
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