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バルクハンドリング講座

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バルクハンドリング講座

テーブルフィーダー

粉粒体を次のプロセスに安定して供給できるのがテーブルフィーダーです。

粉粒体供給機は粉体をホッパーから排出し、次のプロセスの粉体処理機器に供給します。
供給機には供給量の制御が要求されるのが通常で、一般的にはゲートの開閉調節や回転速度、振動力等の可変による供給機があります。また、自動制御により制度を要求される場合には、ロードセルなどを使用した軽量式供給機があります。
供給機とホッパーは密接な関係があり、粉体の特性、挙動が供給量に影響を及ぼすことが多く有ります。中でもホッパー内のブリッジによる閉塞は供給を中断してしまうので致命的です。又、フラッシングが発生し易い粉体は供給量の制御が不能となりますし、嵩密度、粒径が異なる粉体を混合したものは、排出時に偏析・分離現象をおこし問題となります。

そこで供給機を選定する上で基本的に要求される性能には

●定量性 ●制御の容易さ ●貯槽でのブリッジ防止 ●貯槽での偏析防止
が挙げられます。この他にも個別の仕様を満足できるものが必要です。

本講では、テーブルフィーダーの中でも逸出した性能を持つサークルフィーダーを例にテーブルフィーダーの特長についてご説明致します。


サークルフィーダーの排出原理

●粉体の安息角を利用した簡単な実験
円筒容器に適当な粉を入れて平たい板で蓋をし、それを逆さに置いて下さい。そして筒を少し持ち上げます。粉は持ち上げられた筒と板(平面)の隙間より筒全周に安息角を形成して、外へ出てきます。更に、筒と底板の隙間に細い針金を通して回転させます。針金の動きにともない、筒の中の粉が円周から次々に出てくるのを見ることができます。
ここで重要なことは、粉体圧のかからない筒の外へ粉が出て行くこと、また、細い針金の僅かな動きで粉が外周へ切り出されるということです。
これがサークルフィーダーの原理です。
サークルフィーダーの排出原理図

サークルフィーダーの特長

●ブリッジ・偏析の防止
ホッパーの接続部が見かけ上の排出口になります。
●安定供給が可能
粉体の安息角を利用した排出方法により安定した定量供給が出来ます。
●先入れ先出しが可能
大きな回転羽根により、ホッパー部、側壁部も同時に、しかも均一に排出し、マスフローとなります。
●粉から粒体、塊状のものまで使用範囲が広い
●所要動力が小さい
薄い回転羽根が低速で回転し、粉体圧のかからない外周部へ排出していく為、小さな動力で経済的です。
●供給量の調整が容易
回転数を変えることにより、リニアに動力を変えることができます。
●ホッパーの高さを低くできる
ホッパーとの接続口径が大きくできるので、同容量のホッパーの場合、低く設計が可能です。
ホッパー図

当社は様々な粉粒体で導入事例を有しています

(1)羽毛も排出 軽くて絡みやすい線状、繊維状の原料をスムーズに排出します。

原料名称 嵩密度 ホッパー接続径(mm)
(1)羽毛 0.0026 Φ1200
(2)フィルム粉砕品 0.004 Φ1400
(3)ケブラー繊維 0.065 Φ500
(4)パルプ 0.03 Φ2400
(5)紙粉 0.07 Φ700
(6)タバコの葉 0.06 Φ1400
(7)ポピプピレン 0.075 Φ1400


(2)50mm塊の石灰石が払い出しOK

■納入事例 ~50mm
1.石灰石 2.コークス 3.石炭 4.石膏
5.貝殻 6.製鉄スラグ 7.乾燥粘土 8.生コンスラッジ


(3)大容量のホッパーに数多く使用されています。

原料名 ホッパー接続径(mm)
(1)塩化カリ、洗剤原料 Φ4000
(2)乾燥粘土、醤油粕 Φ3500
(3)フスマ、粉末パルプ、石炭 Φ3000
(4)ピール粕 Φ3800

(4)ロスインウェイト供給システム
通常のホッパーから排出困難な粉粒体でもサークルフィーダーを組み合わせる事により連続定量供給が可能です。

■実績粉体例
●塩ビ粉砕品 ●タングステン
●ホウ酸 ●塩素ダスト
●酸化ネオジウム ●水酸化コバルト
●芒硝 ●RDF
●三酸化アンチモン ●無水石膏
精度は通常より±0.5%以上を達成

テーブルフィーダーは、さまざまな長所を持つ分粒体を扱う上で不可欠な機器です。しかし、一方でフラッシング性粉体への使用や完全排出が必要な場合には、何らかの対策を講じたり、他の機種を検討する必要があります。
弊社はバルクハンドリングに関して多数の経験を持っております。
何なりとご相談頂ければ幸いです。
テーブルフィーダー図

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